【スピッツ考察】「名前をつけてやる」
こんにちは。ふく子です。
今回はスピッツの名盤!
2ndアルバム【名前をつけてやる】
こちらの個人的考察を載せていきます。
スピッツの歌詞は性と死がテーマなものが多いと思います。苦手な方はお避け下さい!
名前をつけてやる
発売日:1991/11/25
収録曲:
01. ウサギのバイク
02. 日曜日
03. 名前をつけてやる
04. 鈴虫を飼う
05. ミーコとギター
06. プール
07. 胸に咲いた黄色い花
08. 待ちあわせ
09. あわ
10. 恋のうた
11. 魔女旅に出る
★おすすめポイント★
猫の顔がゆら〜となっているジャケットが印象的な言わずもがなの名盤です。
「ウサギのバイク」で軽快に始まり、「魔女旅に出る」で異界に帰っていく、かぐや姫みたいな物語を勝手にイメージしておりました。
日常を歌っているはずなのにどこか幻想的で非現実的な雰囲気が本当に不思議です。
スピッツのアルバムはアルバム曲順に聴くことをおすすめします。
ウサギのバイク
「脈拍のおかしなリズム」「駆け抜けて今にも壊れそうなウサギのバイク」
アルペジオが印象的な曲。何かが始まる予感なのですが、どこか不穏さを感じます。
日曜日
「昨日の夢で手に入れた魔法で蜂になろうよ」
ロックな曲調がたまりません!このアルバムの中でも好きな曲です。個人的には○貞卒業でウキウキしてる歌なのかな、、!?と思ってました(個人的感想です)
名前をつけてやる
「名前をつけてやる本気で考えちゃった」
草野さんのインタビューにも載ってましたがそこら辺の草木に名前をつけてやる!と威張ってるようなイメージなのですね。こちらも男女の初夜の歌だと思っています。その日のテンションで気になるあの子と過ごしたものの、その後関係が続くことはなく、、恋の儚さを知った青年を思い浮かべました。
プール
名曲ですねぇ、、好きです、、
「君に会えた夏蜘蛛になった」
「独りを忘れてた世界に水しぶき跳ね上げて」
スピッツの歌詞には同じ言葉が繰り返し登場しますね。「蜘蛛」もその一つです。性的な象徴として使うことが多いみたいです。
夏にワンちゃんであった男女が、夏の終わりと共に恋も終わっていく、、のでしょうか??
最近のライブでも演じてくれることがあります。青いライトの中、草野さんが歌う姿は鳥肌ものでした。とにかく曲調が綺麗なので好きなです。
恋のうた
「僕がこの世に生まれてきた訳にしたいから」
色々な解釈があると思いますが、私はこの曲の中の「ぼく」はすでに亡くなっており、天国から恋人を見守っている歌なのではないかと思います。若くして亡くなり、それでもこの世に生まれてきた訳として、あなたと会うためだったと、若く美しい恋を歌ってるのかな、と思います。 愛ではなく恋、と言うのが若い儚さを感じます。
ちなみに、andymoriの小山田くんがこちらカバーしていますね。ねっとり歌ってくれる感じがたまりません!
以上!アルバム曲をピックアップして考察紹介しました。
スピッツの歌詞はスルメですね。
噛めば噛むほど、味がでます。
考察を考えるのが楽しく、新たな発見もあったのでまた挑戦したいと思います。
以上!ふく子でした。